店長の挨拶
リネンを求めてドイツの旅
15ヶ月前にフランスのメゾンエオブジェに行ったように、またリネンを求めて旅に出たくなりました。 ルフトハンザドイツ航空で、12時間の旅。お隣の席は、ご夫婦でヨーロッパのツアーに参加されるという方。 お互いの旅の無事を祈りながらお別れした後は、一人スーツケースを受け取って地下の空港ローカル駅Flughafen-RegionalbahnhofのSバーン(都市近郊電車)のS8かS9に乗ってフランクフルト中央駅Frankfurt Hauptbahnhofまで行く。
降り立った駅ではたくさんの売店やファーストフードの店が入っていて、ソーセージとサンドイッチを買ってホテルに向かう。4泊するHOTEL MINERBAへは中央駅から歩いて10分ほどの便利な場所にある。 部屋のキーを受け取り部屋に行ったけれど、開け方が判らずまたフロントへ戻る。夜は、ロビーでホテルマンのビーノさんに教えてもらってインターネットをする。 2日目(1月15日)
ツアー会社から受け取った予約券のコピーをメッセ会場の改札で見せると、そのバーコードで通してくれたけれど・・・「開催中もずっとこのまんまコピーを使うの?」なくさないように、気をつけなくては! お目当ての9・10ホールを回り、ひたすら歩く。他の素材に比べるとリネンを扱うブースは少ないけれど、私にとっては、やっと出合えたリネン。 国や会社によってリネンの質や商品の雰囲気が違う。リトアニアはカラフルなものが少なく、ざっくりとしたナチュラル色がメイン。ロシアやポルトガルは、どちらかというとオーソドックスで、ドイツはカラフル、イギリスはやはりイギリスらしい!
歩き疲れて、どこへも行かずまた駅で夕食を買ってホテルへ帰る。一息ついてからまたロビーでインターネットで日本へ連絡を取る。フロントのビーノさんにドイツ語の発音を教えてもらう。ドイツ語の本に書いている発音とは随分と違うようだ。「おやすみなさい。」の”Gute Nacht”「ありがとう」の”Dabke schon."の発音は、とうとうOKが出なかった! 3日目(1月16日) 今日は、Uバーン(地下鉄)でメッセ会場へ向かう。Uバーンの駅だと、9・10ホールにより近くなる。それぞれのブースに立ち寄って、商品の説明を聞く。キッチンリネン・バスリネンが中心で、リネンウエアーは見当たらなかった。時間一杯まで見て回る。 帰り預けていた荷物を”Danke schon"ダンケシェーン(ありがとう)と、受け取ると、係りの人は明るく”TschuB"チュース(バイバ~イ)と、答える。ドイツでは、買い物に店に入るとき、Guten Tagグーテンターグ(こんにちは)、出るときは”TschuB"チュース(バイバ~イ)と、必ずお店の人と挨拶をする。 4日目(1月17日)
用事を済まして、SバーンでHauptwacheハウプトバッヘ駅へ行く。
昼食は、通訳をお願いした増田さんと伝統的なドイツ料理を食べる。豚肉を塩湯でしたもの、ジャガイモの付け合せ、キャベツの酢漬けといったもの。野菜不足の私は、サラダも追加。癖のない濃い緑の野菜に鴨肉のスライスがのっていた。濃い目の葡萄ジュースを炭酸水で割って飲んだ。ワインを飲ませてくれる店には、このようなぶどうジュースも用意しているそうだ。 レーマー広場で写真を撮って、増田さんと別れる。
5日目(1月18日) 今日の昼の便で帰国する。その前にぜひライン川の景色を見ておきたかったので、早起きしてKoblenzコブレンツまで行く。ICE特急で1時間30分。行きは、早かったのでSchlawagen寝台車の座席車に乗った。あいにくの小雨模様で霞んでいたけれど、車窓から見る景色は、まるでおとぎ話にでてくるよう。木組みの家や古城が点在する。緑の美しい季節になったら、ぜひ来てみたい。
リネンのある暮らしは、愛する日本の人々のココロとカラダに心地よい風をお届けできると信じています。 |
- 2018.06.09
- 19:16
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